
VlightupがGeoRisk β版の提供開始を発表
本記事の主要内容
セキュリティ基盤企業 Vlightup は 4 月 13 日、暗号資産取引所やステーブルコイン決済事業者向けに不正送金リスクを即時数値化する「GeoRisk」β版を提供開始した。位置認証技術「GeoAuth」を基盤に、位置・時刻・デバイスの 3 要素から異常を検知し、取引ごとに 0〜100 のスコアで判定・自動対応する仕組みとなっている。β版は無償で PoC パートナーを募集しており、2027 年度に正式版をリリースする計画だ。既存の取引システムへの API 接続も可能で、正規 UI を模した偽サイトによる不正送金防止などに対応する。
位置認証技術を活用したセキュリティ基盤を手がけるVlightupは4月13日、暗号資産取引所やステーブルコイン決済事業者向けに、リスクスコアリングエンジン「GeoRisk」β版の提供開始を発表しました。GeoRiskは、不正送金リスクを「位置」「時刻」「デバイス」の3要素でリアルタイムに数値化し、取引ごとに0〜100のスコアで判定する仕組みです。
位置・時刻・デバイスの3要素で不正送金を判定
発表によると、GeoRiskは取引ごとに、通常と異なる地域からのアクセス、深夜帯の高額送金、見慣れない端末やブラウザからの操作といった異常を検知します。スコアに応じて取引を自動承認、追加認証、自動ブロックに振り分けるほか、ブロックした不正送金の推定被害額を経営ダッシュボードに表示できるとしています。Vlightupは、ByBit型の「正規UIを偽った不正送金」にも対応する設計だと説明しています。
β版は無償、2027年度の正式版を見込む
GeoRiskは、同社のセキュリティ基盤「TRUSTAUTHY」のコア技術「GeoAuth(位置認証)」を基盤に構築されたもので、既存取引システムへのAPI統合も想定しています。β版は無償で提供され、PoC(概念実証)パートナー企業を2026年7月ごろまで募集します。ロードマップでは、2026年4月から2027年1月にかけて取引所や決済事業者2社以上と実環境検証を行い、2027年度の正式版リリースを計画しています。

コメント